1: 依頼@@@@ハリケーン@@@φ ★ 2013/03/16(土) 08:32:20.05 ID:???
[東京 14日 ロイター] 外為市場では、主要通貨の中で最も下げ余地があるのは
日本円ではなく、英ポンドであるとの見方が浸透している。経済指標は振るわず、金融危機
以降3度目のリセッション(景気後退)が懸念されており、イングランド銀行(BOE、
中央銀行)による追加緩和観測も強い。
一方、円は昨年11月以降、大きく売られてきたが、「大胆な金融緩和」は織り込まれつつ
あり、これまでのような急速な円安は再開しにくいという。
<3度目のリセッションと金融緩和観測>
英ポンド/ドルは年初から下げ基調を強め、12日には1.4832ドルまで下落。年初
からの下落率は8.6%に達した。2009年1月の安値1.3500ドルと2010年
5月の安値1.4228ドルを結んだサポートラインを明確に割り込み、市場ではなお
下落余地があるとみられている。
英ポンドは売り要因に事欠かない状況となっている。12日には1月の英製造業生産指数が
前月比1.5%低下。前年比でも3%低下した。いずれも下げ幅が6月以降で最大となり、
2008年の金融危機以降3度目となるリセッションへの懸念が高まっている。国際金融
情報センターの越前隆也調査部長は、米国や中国の景気が立ち上がりつつあるが「輸出に
よる景気回復は期待できない」と指摘する。英国にとって最大の輸出相手はユーロ圏で、
米中向け輸出は2割程度にとどまるからだ。
3月、BOEの金融政策委員会(MPC)では量的緩和の拡大が見送られたが、2月の
MPCではキング総裁を含めた3名のメンバーが量的緩和拡大を支持しており、3月の
議事録でも緩和強化の支持メンバーが増える可能性がある。キング総裁が6月に退任する
までに、量的緩和拡大がなされるとの見方は根強い。
オズボーン英財務相は20日に予算案を発表するが、景気刺激の一環として、英中銀の
責務見直しを発表する可能性も指摘されており、英中銀に課するマンデートが雇用や成長に
まで拡大する場合には一気に緩和観測が高まる事態になる。
足元では、米国で雇用統計、小売売上高と良好な経済指標が続出。アナリストは、米国の
1―3月期実質国内総生産(GDP)の見通しを引き上げている。米国と英国とは、景気も
金融政策も方向感が好対照なため、ポンド売り/ドル買いは「わかりやすい組み合わせ」
(国内金融機関)と認識されている。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000126-reut-bus_all
(つづく)
日本円ではなく、英ポンドであるとの見方が浸透している。経済指標は振るわず、金融危機
以降3度目のリセッション(景気後退)が懸念されており、イングランド銀行(BOE、
中央銀行)による追加緩和観測も強い。
一方、円は昨年11月以降、大きく売られてきたが、「大胆な金融緩和」は織り込まれつつ
あり、これまでのような急速な円安は再開しにくいという。
<3度目のリセッションと金融緩和観測>
英ポンド/ドルは年初から下げ基調を強め、12日には1.4832ドルまで下落。年初
からの下落率は8.6%に達した。2009年1月の安値1.3500ドルと2010年
5月の安値1.4228ドルを結んだサポートラインを明確に割り込み、市場ではなお
下落余地があるとみられている。
英ポンドは売り要因に事欠かない状況となっている。12日には1月の英製造業生産指数が
前月比1.5%低下。前年比でも3%低下した。いずれも下げ幅が6月以降で最大となり、
2008年の金融危機以降3度目となるリセッションへの懸念が高まっている。国際金融
情報センターの越前隆也調査部長は、米国や中国の景気が立ち上がりつつあるが「輸出に
よる景気回復は期待できない」と指摘する。英国にとって最大の輸出相手はユーロ圏で、
米中向け輸出は2割程度にとどまるからだ。
3月、BOEの金融政策委員会(MPC)では量的緩和の拡大が見送られたが、2月の
MPCではキング総裁を含めた3名のメンバーが量的緩和拡大を支持しており、3月の
議事録でも緩和強化の支持メンバーが増える可能性がある。キング総裁が6月に退任する
までに、量的緩和拡大がなされるとの見方は根強い。
オズボーン英財務相は20日に予算案を発表するが、景気刺激の一環として、英中銀の
責務見直しを発表する可能性も指摘されており、英中銀に課するマンデートが雇用や成長に
まで拡大する場合には一気に緩和観測が高まる事態になる。
足元では、米国で雇用統計、小売売上高と良好な経済指標が続出。アナリストは、米国の
1―3月期実質国内総生産(GDP)の見通しを引き上げている。米国と英国とは、景気も
金融政策も方向感が好対照なため、ポンド売り/ドル買いは「わかりやすい組み合わせ」
(国内金融機関)と認識されている。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130314-00000126-reut-bus_all
(つづく)
参照スレッド
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1363390340/
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