1: pureφ ★ 2013/02/19(火) 13:12:03.18 ID:???
情報BOX:G20での要人発言一覧
[モスクワ 16日 ロイター] 15─16日にモスクワで開催されていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、共同声明を
採択して閉幕した。要人発言の要旨は以下の通り。
◎白川方明日銀総裁
「G20では現状を通貨安戦争との言葉で表現するのは適当ではなく、そうした表現は誇張されている、オーバーブローン(overblown)
という言葉がよく使われていた」
「先般のG7もそうだし、今回のG20もそうだが、各国が自国経済の安定に向けてしっかり取り組むことが、結果的に世界経済全体の
安定につながっていくとの認識が改めて共有された」
(声明の金融緩和への影響)「従来も今後も同様に、あくまで日銀の金融政策は、物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に
資するという、G7声明にうたわれた国内経済の安定を目的として実行されている」
「最近の為替相場の動きは、欧州債務問題への対応の進ちょく、米国の財政の崖の回避、中国経済の安定化の兆しなど、世界経済を
めぐる悪化シナリオの実現可能性が低下したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢がかなり後退している下で生じていると説明した」
「悪化シナリオの後退は、日本を含め各国が自国経済の安定を目的として講じた政策対応によってもたらされている。加えて東日本大
震災の発生以降、貿易赤字が続いていること、日本企業の海外投資が増加していることが、円安方向に作用していると説明した」
◎麻生太郎財務相
「安倍政権の下で、『三本の矢』を同時に行うことで、デフレ不況からの脱却に全力を挙げていることを説明した」
「総じてこの種のことには一定の理解を得られた」
「デフレ不況への対策が成功し、日本経済が再び活力を取り戻すことができれば、間違いなく世界経済にいい影響が与えられる。われわれが
そう確信してやっているという点が、一番理解を得られたのではないかと思う」
「為替に関しては、市場で決定される為替レートや為替の柔軟性の重要性が確認されるとともに、通貨の競争的な切り下げを回避する、
競争力のために為替レートを(政策の)目的としないという考え方が確認されている。日本としては引き続きこうした原則にコミットしている」
◎カナダのフレアティ財務相
「会議序盤には、保護主義的な措置を回避することがぜひとも必要、とのムードだった。G20は最終的に、保護主義や為替操作に反対
する姿勢を示した。つまり、ムードが全体に迅速に浸透したということだ」
ある一国の金融政策が為替レートをターゲットとしているのかどうか、どのように見極めるのかとの質問に対して「それは非常に難しい」
◎モスコビシ仏経済・財務相
「欧州全体の景気悪化は、われわれがリセッション下で緊縮措置を講じるのを避けるべきという意味だ。われわれは中期的姿勢を維持しな
ければならない。コミットメントを維持し、それと同時に中期財政目標を守れなくするリセッションと緊縮措置のスパイラルを避けるべきだ」
「G20の(金融政策と為替に関する)メッセージは、G7と完全に一致しており、政府の見解に対応している」
「(この点を)提起したわれわれは正しかった。G7(の声明)後、G20はこの問題に完璧にクリアな形で対応した」
>>2あたりに続く
ロイター 2013年 02月 17日 08:50 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91F01420130216
[モスクワ 16日 ロイター] 15─16日にモスクワで開催されていた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は、共同声明を
採択して閉幕した。要人発言の要旨は以下の通り。
◎白川方明日銀総裁
「G20では現状を通貨安戦争との言葉で表現するのは適当ではなく、そうした表現は誇張されている、オーバーブローン(overblown)
という言葉がよく使われていた」
「先般のG7もそうだし、今回のG20もそうだが、各国が自国経済の安定に向けてしっかり取り組むことが、結果的に世界経済全体の
安定につながっていくとの認識が改めて共有された」
(声明の金融緩和への影響)「従来も今後も同様に、あくまで日銀の金融政策は、物価の安定を通じて国民経済の健全な発展に
資するという、G7声明にうたわれた国内経済の安定を目的として実行されている」
「最近の為替相場の動きは、欧州債務問題への対応の進ちょく、米国の財政の崖の回避、中国経済の安定化の兆しなど、世界経済を
めぐる悪化シナリオの実現可能性が低下したことを背景に、投資家のリスク回避姿勢がかなり後退している下で生じていると説明した」
「悪化シナリオの後退は、日本を含め各国が自国経済の安定を目的として講じた政策対応によってもたらされている。加えて東日本大
震災の発生以降、貿易赤字が続いていること、日本企業の海外投資が増加していることが、円安方向に作用していると説明した」
◎麻生太郎財務相
「安倍政権の下で、『三本の矢』を同時に行うことで、デフレ不況からの脱却に全力を挙げていることを説明した」
「総じてこの種のことには一定の理解を得られた」
「デフレ不況への対策が成功し、日本経済が再び活力を取り戻すことができれば、間違いなく世界経済にいい影響が与えられる。われわれが
そう確信してやっているという点が、一番理解を得られたのではないかと思う」
「為替に関しては、市場で決定される為替レートや為替の柔軟性の重要性が確認されるとともに、通貨の競争的な切り下げを回避する、
競争力のために為替レートを(政策の)目的としないという考え方が確認されている。日本としては引き続きこうした原則にコミットしている」
◎カナダのフレアティ財務相
「会議序盤には、保護主義的な措置を回避することがぜひとも必要、とのムードだった。G20は最終的に、保護主義や為替操作に反対
する姿勢を示した。つまり、ムードが全体に迅速に浸透したということだ」
ある一国の金融政策が為替レートをターゲットとしているのかどうか、どのように見極めるのかとの質問に対して「それは非常に難しい」
◎モスコビシ仏経済・財務相
「欧州全体の景気悪化は、われわれがリセッション下で緊縮措置を講じるのを避けるべきという意味だ。われわれは中期的姿勢を維持しな
ければならない。コミットメントを維持し、それと同時に中期財政目標を守れなくするリセッションと緊縮措置のスパイラルを避けるべきだ」
「G20の(金融政策と為替に関する)メッセージは、G7と完全に一致しており、政府の見解に対応している」
「(この点を)提起したわれわれは正しかった。G7(の声明)後、G20はこの問題に完璧にクリアな形で対応した」
>>2あたりに続く
ロイター 2013年 02月 17日 08:50 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE91F01420130216
参照スレッド
http://anago.2ch.net/test/read.cgi/wildplus/1361247123/
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